釣りでよく聞く青物って何?

目次

・そもそも青物とは

・青物の種類

 ・大きい青物

 ・小さい青物

・青物の釣り方

・まとめ

あらすじ

この記事では、青物とは何かについて詳しく説明していき、最後におすすめの装備についてご紹介しております。

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すぐにおすすめ装備をご紹介させていただきます。

そもそも青物とは

青物とは、釣り専門の用語で一般的には使用されておりません。

そのため釣りをしたことがない方にとっては、なんとなく知っているというワードです。

では、この言葉が何を表しているかというと、1匹の魚のことを表しているわけではなく、種類のことを表している言葉です。

なぜ青物というようになったかというと、魚釣りをしているときに上から見て、背中が青いことからその名前がつけられました。

この単純な理由から大きさで分けるわけではなく、背中が青く見える魚は全て青物ということになります。

この青物という言葉は釣りの専門用語で一般的なものではないのかというとそうではありません。

水産庁によると先ほど説明した背中を見た時、青く見えること以外に回遊していること、群れで暮らしていることが条件としてあげられています。

そのため背中が青く見える魚は青物っていうのだと簡単に覚えといてもらえると使いやすいかと思います。

ここまでをざっくりとまとめると、背中が青く、群れで回遊して暮らしている魚は全て青物といえます。

単語の意味がわかったところで、肝心などのような魚がいるのかを具体的にご紹介していきます。

青物の種類

大きい青物

ソウダカツオ

こちらのカツオは、名前にカツオとありますがサバ科に入るので、どちらかというとサバの仲間といえます。

大きさは、最大で60cm程度であり、7月から12月までの間に堤防から釣ることができ、船からも釣ることができます。

こちらの魚は鮮度が落ちやすいので、すぐに処理が必要になります。

その処理とは、血抜きと神経締めといったやり方になりますが、詳しく知りたい方は「魚処理方法」をご覧ください。

ブリ

ブリといえば、出世魚で有名な魚ですが青物の分類に入ります。

地域によって、出世する際の魚の名前が変わるといった特徴を持つ魚になります。

ブリの他にも似たような魚に、ヒラマサがいますが見分け方は、体の横にある黄色いラインがヒレの上にあることです。

他にも見分け方がありますが、興味のある方は「見分け方」をご覧ください。

ヒラマサ

ヒラマサは先ほどご紹介した通り、ブリと似ている魚です。

違いは体の横にある黄色いラインがヒレの下にあることです。

ヒラマサの大きさは1m程度が平均ですが、大きいものでは2m以上のヒラマサもいます。

釣れる時期は秋から冬にかけてがシーズンといえます。

海のスプリンターと言われ、そのスピードは最大50kmにもなり、釣れた時の感覚はかなりのものが味わえます。

カンパチ

カンパチも大きさによって名前が変わる魚であり、カンパチを釣るには基本的に船で釣ることがメインになります。

カンパチの小さなものはショゴといわれ、その大きさのものは陸からでも釣ることが可能です。

カンパチは、大きいものでは2m、重さは80kgを超えるものもいるので、こちらを釣る時も引きを楽しむことができます。

釣りの時期は夏から秋にかけてシーズンとなっており、ブリやヒラマサとは違った時期に出てくるのが特徴です。

寒いのが苦手だが、大物の青物が釣りたい方にはおすすめな魚になります。

サワラ

サワラも実は出世魚であり、名前が変わるといった特徴を持っています。

こちらの魚は春から夏にかけて釣ることができる魚ですが、冬にも釣れることもあります。

寒い時期のサワラは、脂が乗っていて美味しいので、暖かい時と寒い時で食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

小さい青物

アジ

1度は名前を聞いたことがある有名な魚のアジは、実は青物です。

小さいものは10cm程度であり、大きいものは40cm以上にもなる魚です。

小さいものは堤防から簡単に釣ることができ、大きくなると沖に行ってしまうので、船で釣ることがメインになります。

春から夏にかけては小さいアジが多く、夏から秋にかけて段々と大きいアジが釣れるようになってきます。

味の旬は、6月から9月で脂が乗って非常に美味しくいただくことができます。

イワシ

イワシは魚偏に弱いと書くほどすぐに弱ってしまう魚ですが青物になります。

こちらの魚は、ベイトといわれて小魚のことを表した言い方に分類されることがあります。

ベイトを狙って青物がくるといった言い方をする場合があり、イワシがイワシを狙うのかと勘違いする可能性があります。

しかし、この場合はイワシなどの小魚を狙って、大型の青物がくるといった意味になるので、勘違いしないようにしましょう。

イワシの旬は、6月から9月なので、その時期にイワシを食べるとより美味しく感じることでしょう。

サンマ

サンマの旬は9月から11月であり、その時期に水揚げが多くなります。

こちらの魚は、北海道や東北などにいる印象を持っている方もいるほど、寒い場所で水揚げ量が多いのが特徴です。

その寒い地域にしかいないのかというと、そうではなく九州でも泳いできていたら。釣ることができます。

サンマが好きな方は、北側に住むといっぱい食べる機会が増えるかもしれませんね。

サバ

最後に鯖缶で有名なサバについてご紹介します。

サバは大きくなると30cm以上にもなり、その程度の大きさであれば釣った時の引きを楽しむことができます。

サバは春から秋にかけてがシーズンとなっており、その時期に簡単に釣ることができます。

場所は堤防や船といった様々なところで釣ることができるので、気軽に狙うことができる魚になります。

青物の釣り方

大物の青物

大物の青物を釣るにはそれなりの装備が必要になり、知識がないと釣りづらい魚になります。

そのため初心者の方がいきなり釣るにはハードルが高いかもしれませんが、船であれば釣りやすいので、ぜひチャレンジしてもらいたい魚です。

釣り方は、堤防または船などの場所によって異なりますが、ルアーでもエサでも釣ることができ、その場所にあった仕掛けが必要になります。

その場所にあった仕掛けとは、基本的な仕掛けなのは変わりませんが、色や重さ、エサの種類などが変わってきます。

場所にあったものを選択すると釣れやすくなるといわれていることがあり、その情報があれば釣果が増えるかもしれません。

ルアーにもたくさんの種類がありますが、ジギングといった釣り方がメジャーといえます。

詳しく知りたい方は、ショアジギングとオフショアジギングの違いについてをご覧ください。

エサ釣りに関して詳しく知りたい方は、大物を狙える泳がせ釣りとは!?をご覧ください。

小物の青物

小物の青物の釣り方も基本的には、ルアーとエサ釣りになりますが、ルアーの場合は小さい魚にあった小さい仕掛け、エサ釣りの仕掛けはサビキといったものになることがメジャーです。

小さいルアーとは、アジングといったアジをルアーで釣る専門的な釣り方があります。

そういったアジング専用のワームといった、樹脂で虫の形をしたものを使用することが多くなります。

また、小魚が食べられるほどの小さな小魚に似せて作った、鉄のルアーも使用されてることがあります。

サビキ釣りとは、小エビなどを粉末状のエサと混ぜ合わせて小さなカゴに入れて釣る方法です。

詳しく知りたい方は、釣り初心者必見!!サビキ釣りの魅力をご覧ください。

こういった釣り方でも簡単に釣ることができるのが、小型の青物の特徴になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、青物の種類とその簡単な釣り方についてご紹介していきました。

釣り方や必要な装備に関しては、別の記事でご紹介していますので、そちらを参照していただければと思います。

それでは、良い釣りライフを送ってください。

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